バンコク新国際空港『スワンナプーム国際空港』

2006年9月28日にバンコクのスワンナプーム国際空港がオープンしました。
敷地は、旧ドンムアン空港の5倍、成田空港の3倍。
ターミナルビルの総床面積は世界一の56万3千uの巨大空港
バンコク市内から約30km、車で1時間の位置にあります。
オープン数日後の模様をご紹介します。

7階 見学用デッキ
6階 レストラン
5階 タイ航空等事務所
4階 出発フロア
3階 ラウンジ
2階 到着フロア
1階 バス用ロビー
地下 地下鉄駅(工事中)

国際線の到着は、2階で出入国管理のチェックがあります。
その後、機内預け荷物をターンテーブルで受け取りますが、なかなか出て来ません。
30分ぐらいは待ちました。
なお、初日は最大6時間かかったようです。

その後、税関へ。早朝着でしたので、とても閑散としていました。
旧ドムアン空港と比べると、明るい雰囲気です。


到着ロビーに出ると、早朝6時なのになぜかこの混雑ぶり。
出口周辺の通路が狭いためでしょうか。




新空港から出発の場合は、4階が出発フロアになります。
チェックインカウンターはAからWまであり、タイ航空は次のとおりです。

エントランス チェックイン
カウンター
クラス
1 A 国際線ファーストクラス
1 B 国際線ロイヤルシルククラス
2 C 国内線
4又は5 H、J 国際線エコノミークラス、ゴールドカード、
団体

ロイヤルシルククラスのカウンターへ。
オリエンタルホテル宿泊の場合、ホテル係員がサポートしてくれます。


チェックインカウンターの隣にはソファが用意されています。


出国手続きののち、ロイヤルシルククラスラウンジへ。
3階に下ります。


最終的には数ヵ所に設置されるそうですが、オープンしていたのは、ここ1ヵ所だけ。
そのためほぼ満席状態で、空席を探すのに疲れました。
旧空港ラウンジのように、タイマッサージの無料サービスもありません。


ケータリングはオリエンタルホテルが担当するということで、期待していました。
ところが、飲み物、軽食とも貧弱で、がっかりです。


軽食はサンドイッチ、パン類だけ。フルーツもありません。


キッズルームと無料のパソコン。


4階のコンコースDには、レストラン、免税店が揃っています。

フェンディ ジム・トンプソン

バリー ヒューゴ・ボス

フェラガモ ディオール

バーバリー ブルガリ

コーチ エルメス(近日オープン)

カルティエ(近日オープン)

4階のコンコースDの中央には巨大なモニュメント。
何箇所か
タックスリファウンドの税関窓口があります。


各コンコースは、Dをはさみ、国内線がAとB、国際線がC〜Gと複雑です。
ところが、空港内には案内図が全く無く、迷っている乗客が多いようでした。
私達も誤って反対方向のコンコースに向ってしまい、引き返すのに20分近くかかりました。
唯一のコンコースの表示は、右下写真のDと書かれた看板だけ。
しかも、コンコースの入口にあるので、そこまで歩いて行かないと誤りに気づきません。
天井から大きな看板を吊り下げて、各コンコースへの案内をしてください。
それと、椅子がとても少なくて、多くの人が通路に座り込んでいました。



私達はCコンコースから出発なので、そこに向うとすごい行列。
手荷物検査ですが、乗客数の割りに検査装置が4台しかないので、なかなか進みません。
結局、20分ここで待ちました。
早めに、
出発コンコースに向われた方がよいでしょう。


手荷物検査も終わり、やっと目当てのコンコースに到着。
ところが、ここでも表示が不徹底で迷っている人が多いです。
搭乗券にはC-○ゲートと書かれていますが、
実際にはC-aとC-bという入口が2ヵ所あり、どちらが正しいゲートがわかりません。
入口前にTVモニターがあり、そこで確認できますが、
それだったら搭乗券にもC-○aと書いておけば混乱はなくなると思います。


なんとか正しいゲートに到着です。
ここでも椅子が少なくて、立っていました。
係員は右往左往していますが、あまり慣れていない様子。
搭乗時間を過ぎても、何の放送もなく、じっと待っていました。


結局、搭乗時間をだいぶ過ぎてから、ボーディングブリッジを使わず、バスで飛行機まで移動することに。


空港内は至る所工事中ですし、係員もまだ慣れていないようで、しばらくこのような調子だと思います。
できるだけ早く、ゲートまで行かれるようにお勧めします。